iyasichan’s diary

しろんちゃんに憧れて

2024-01-01から1年間の記事一覧

春夏遠くまで

僕だけまだ 冬にいるものだから。 君の優しい言葉も 僕の前では優しい結晶。 全部ネガティブに受け取ってるわけじゃないの。 凍らせた方が保存がきくでしょう? 優しい結晶に今日も僕は横たわる。 たまに錆びてしまった鋭い雪の破片が 僕を背中を突く。 この…

僕の夏の色

踏み切りに出会ったら必ず轢かれる という条件で 今日も知らない場所へ散歩に出かけた。 ねぇ、笑っちゃうよ 今まで私の必死に生きた人生、全部 偶然あらわれる踏み切りにかかってるんだ。 なんて自由なんだろう。 もっと生と死はただの運だって感じたい そ…

吐かないでご飯を食べても、 家事をしなかったからダメな日。 ご飯を食べて家事をしても、 勉強しなかったからダメな日。 ご飯を食べて家事をして勉強をしても、 お仕事しなかったからダメな日。 ご飯を食べて家事をして勉強をしてお仕事をしても、 人間関係…

白蛍

虹の始まる場所を探したんだよ。 そこに君がいたんだよ。 涙がポロポロ落ちていて、 その水が乱反射して、僕には虹に見えていたんだよ。 でも、 頼むから虹になんてならないで。 僕はその涙の方がよっぽどに美しいから。 頼むから空になんてあがらないで。 …

金魚すくい

私は『 生きてるだけでえらいよ』って 言われるより、 『 生きるの向いてないんだね』って 言われた方が救われる。 私は『 死んで欲しくないな』って 言われるより、 『 死ぬのも向いてないんだね』って 言われた方が救われる。 僕が救われる言葉は、 きっと…

きみのうたが大好き

その言の葉は 溢れる塩の瓶だった その言の葉は 殺める君の綱だった その言の葉は 流れる星の水だった その言の葉は 優しい菜っ葉の茎だった その言の葉は 君を隠す色とりどりの筆だった 僕に、食める風の盗作をどうかどうか。 何度も塗り直すための心のペン…

大切な言葉を飲み、大事な言葉が僕の頭から流れていくのが酷く苦しい。 『 あいしたい』から愛と方向を 見間違えば死にたいになるなんて知りたくなかった。 たどり着いた愛で、繋いでいた嘘で、 吐いていた脆さで 私はそれらの命綱を失った今どう生きろとい…

水くらげ

生きていたら心が痛い。 死んでしまうには体が痛い。 あー、ばかみたい。 お風呂場でひとり、私の声がこだました。

環境

恵まれているのに、 恵まれているのに泣きたくてしょうがない。 何もやらない劣等感は、何かやって自信をつけるのが1番なのだろうけれど、今日も努力しなかった理由を、 『 何もやれない』劣等感にどこかすりかえて、私は、自分の心を騙し騙ししちゃうの。 …

わがまま

全部我慢しちゃうきみは、絵の具の中のお水みたい。 透明なままでいたいのに、たくさんの色を溶かされて。 鮮やかな色を自分も持ちたいのに、いつの間にか黒っぽくなっちゃって。 美しい色も、混ぜたら黒くなっちゃうから。 白くなるように、そっと光の世界…